株で利益が出せない人の特徴とは

皆さんこんにちは、環境スペースです。
投資を始めてから随分経つけどなかなか利益が出ないと言う人は多いのではないでしょうか。
本を読んだりセミナーに通ったりと、ノウハウは十分に身に付けているのに株で利益を出せない。
このような悩みを抱えている人は、「投資とトレードの違いを明確に理解していない」という理由から利益を得ることができないのです。
投資とトレードは同じような言葉に聞こえますが、内容が異なります。
今回は、環境スペースが投資とトレードの違いについて簡単にご紹介していきます。


■投資とトレードの違い

まず始めに、例を挙げましょう。
1年後に大幅な値上がりが予想される株があったとします。
その場合、あなたならどうするでしょうか。
「上がるなら何をしても儲けが出る」と考えてしまうようなら、利益が出ず損をしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

それでは、投資とトレードの違いに付いて紹介します。
まず、投資と言うのは「価値」に資金を投じるものです。
つまり、企業自体の価値にスポットを当てるものを投資と言います。
そして、トレードは「価格」に資金を投じるものになります。
こちらはその都度変動が起きる株価の価格に対して、スポットを当てる取引になります。


■投資とは何か

もう少し詳しく投資とトレードの違いに付いて解説していきます。

投資は、中長期投資とも言われ、数年単位と言う長い時間をかけて利益を生み出すものになります。
短い期間で企業の価値が即反映されることはとても少ないため、結果として比較的長い期間が必要となるのです。
しかし、ただ期間が長ければ、投資に該当する訳ではありません。
先ほど触れたように、投資家が「価値」に資金を投じているかどうかなので、今後企業の成長が期待できるかどうかなどを元に、会社を選ぶことが重要になってくるのです。


■トレードとは何か

次はトレードについて解説していきます。
トレードは、投資と異なり会社の価値によって資金を投じることはありません。
ここで最も大切なのは、「現在の株価」になります。
株価は、株価の動きを可視化した「チャート」を見ることで、次の予測をすることができます。
例えば、常に右肩上がりのチャートであっても、その中で僅かながら価格の上下は発生します。
これは、その銘柄に注目している投資家の心理状態を表したものになります。
これから株価がどう変動するのか予想した上で売買を行うため、このような現象が起きるのです。

 


このように投資とトレードには大きな違いがあるため、株でなかなか上手くいかないと言う人は考え方を改めてみましょう。