見落としがちなNISA株の売り時について

こんにちは、環境スペースです!
順調にトレードできていますか?
トレードをしていると一喜一憂してしまいますが、焦らずに確実なトレードを心掛けていきましょう。
さて今回の環境スペースのブログでは、見落としがちなNISA株の売り時について書いていこうと思います。


■NISAで税金がお得になるということを意識しすぎない

NISAは、投資を始めてから5年間の間は、売却益や配当金が非課税になります。
年間120万円までの投資枠で適用されます。
また最近では、「つみたてNISA」というものもスタートしていて、「つみたてNISA」の場合は、年間40万円までの非課税枠となっていますが、最長20年間まで非課税になるのです。
つまり、最大800万円まで税優遇の効果を享受できるというメリットがあります。


■NISAでお得になるのはどのくらい?

では、NISAで投資をすることによって、税金はどのくらいお得になるのでしょうか?
まず、NISAを使った場合の税金は、配当金も売却益も非課税になります。
それに対して、NISAを使わなかった場合の税金は、配当金2万円の場合2万円×20.315%×5回=2万315円、売却益300万円の場合300万円-100万円×20.315%=40万6,300円となります。
つまり、NISAを使わないと42万6,615円の税金を支払うことになりますが、NISAを使うことでそれが無料になるのです。
これは、かなり大きな金額です。


■注意しておかなければいけないこともある

NISAでの投資では、注意しておかなければいけないこともあります。
それは、NISAの口座で株を買ってしまうと、税優遇というメリットに心を奪われ、株の売却ができないという可能性があります。
確かに、NISAの税優遇は非常に大きなメリットではありますが、それによって投資の戦略を変えてしまうのは、トレーダーとして良いとは言えません。
そのため、見落としがちなNISA株の売り時について、しっかりと意識しておかなければいけないと環境スペースは考えているのです。


投資をしていると、ついついメリットになることに目がいき、利益を得られなくなってしまうという話を聞くこともあります。
NISAの場合も、そのパターンに陥ってしまう可能性がゼロではありません。
もちろんNISAでトレードをすることのメリットも大きいため、それを活かしたトレードができれば問題ないでしょう。
しかし、メリットだけに注目して売り時を見落としてしまうのはトレーダーとしてNGな行為だと思うので、そうならないように気をつけるようにしてください。